こんにちは、ミナトです。みなさんは「髪を洗いすぎることがむしろ髪の成長を阻害する」ということを知っていますか?
薄毛になってきたなとお気づきの方や、薄毛を予防したい方は、洗髪方法を見直してみると良いと思います。薄毛の人ほど髪の毛の洗い方に工夫すると良いですよ。以下で理由を解説します。
シャンプーのし過ぎが「髪に悪い」理由
髪の汚れや匂いを気にして大量のシャンプーを使ったり、何度も頭を洗っていませんか?薄毛予防のためとはいえ髪にとって負担の大きいシャンプーを大量に使っていませんか?
私もかつては、朝起きてからと夜寝る前の1日2回ほどシャンプーをしていました。
しかしやはり薄毛が怖い。それから色々調べました。本・雑誌、Web・研究論文。
結果、シャンプーのしすぎは髪質変化・頭皮の脆弱化に繋がるという情報が大半を占めていました。そしてすぐにシャンプー複数回の癖を改めました。
以下にそのメカニズムを示します。
シャンプーし過ぎで頭皮に必要な皮脂がなくなる理由
シャンプーは頭皮を守っている皮脂をいったん流し落とします。しかしこの点は、正しい方法で洗っていれば問題ありません。
問題はシャンプーをし過ぎたり髪に悪いシャンプーを使い続きることです。頭皮が皮脂を補おうと過剰に分泌してしまうからです。
これにより、皮脂の分泌が過剰に行われ、頭皮の毛穴が詰まってしまう。それが抜け毛・髪の縮小につながるということです。
洗髪法を間違えると頭皮に必要な成分もこぞって奪ってしまう
ということですね。
では、どうするか?
シャンプー不使用(or少量使用)のススメ
少々極端ですが、江戸時代の貝原益軒は、著書「養生訓」で「入浴の古法」を記しています。
暑い月のほかは、五日に一度髪を洗い、十日に一度入浴するというのが古法である。夏でないのにしばしば湯に入ってはならぬ。気持ちが良いけれども、気が減る(養生訓、中央公論新社)
洗髪を五日に一度しかしないというのは究極の例ですが、洗い過ぎを見直しシャンプーを控えることは長い目で見て安心につながると思います。
と同時に、これまでシャンプーで髪にかなりの負担をかけていたと。
以下におすすめの洗髪方法を紹介します。簡単なので、ぜひ試してみてください。
洗髪の5つの手順
私がやっている方法は、次の5つの手順です。
- 入浴前にブラッシングをして、汚れを浮き立たせた後に、
- シャワーからの「ぬるめ」のお湯でよく注ぎ、
- 手で頭皮と髪を優しくもみ洗い(通常は、シャンプーなし)、
- その後、よく洗い流す
- 湯上りは、強めの風が出るドライヤーで速やかに乾かす
ブラッシングの効果は、こちらでも紹介しています。
気になる匂いは?
気になる匂いは、ほとんどないですね。
ただ、この方法だけで落ちない汚れも当然あるでしょうし、人と会う特などは、汚れる部分である「耳の裏」や「襟足」部分については、少量のシャンプー(それも肌に優しいビーガン系のシャンプー)を使って「洗浄」するようにしています。
これは、肌にも髪にも優しくて匂いも良くお勧めです。ちなみにそのシャンプーはこちらです。
コロナで人と会う機会も減っている方も多く、この方法にあまり抵抗なく取り組めるのではないでしょうか。これを契機に、男磨きに取り組む。在宅勤務だからこそ、普段できない行動を習慣化して、無理なくできる取り組みを色々と試してみるのもいいですね。