dandy maker

39歳・コンサルタント・エンジニアです。「やっときゃ良かった」を防いでいい男の最高峰を目指しています。未来技術と健康・減量など役立つ情報を発信しています。

【未来技術】「香り」をデジタル化して送受信する時代

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匂いのデジタル化が進む(出典:写真AC)

最近話題のSNS「クラブハウス」は、音による情報発信ですね。

これまでのSNSは、基本的に、目と耳への訴求でした。FacebookやTwitterは文字、Instagramは写真・短い動画、YouTubeは動画です。そして、club houseは、音へ進化しました。

次の進化は、香り・匂いだと思っています。

すでに、映画館や一部の遊園地のアトラクションなどでは、目と音に加えて「鼻(匂い)」で楽しめるようになっていますね。

現在、香りや匂いをデジタルで送信することは事実上不可能ですが、それは今後数年間で変わる可能性があります。できるだけ良い匂いをまといたいものですね。

今回は、知っておきたい匂いの科学と良い匂いの見つけ方(香水など)について紹介します。

なぜ良い「香り」が求められるのか?

人間はいつから香りをまとうようになったのでしょうか。

「香り」を意味する英語のperfumeは、ラテン語のPer Fumum(through smoke:煙によって)が語源です。

人間が香りを利用するようになったのは、火を発見したときからで、宗教儀式への活用といわれています。

日本では、江戸末期から明治初期にかけて海外からの香水が紹介され「匂水」として「白薔薇」「オリヂナル香水」などと名づけられた国産香水が発売されます。

明治以降は、化粧が洋風化したこともあり、香水(フレグランス)需要は急速な伸びを見せます。

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人のイメージを決定づける「香水」(出典:写真AC)

科学が発達し、天然の香りも詳しく分析されて合成香料が製造できるようになっています。香料の利用範囲が広がっており、身にまとう「香水」をはじめ柔軟剤や芳香剤などにも使われています。

気軽に「香りのおしゃれ」を楽しむことができるようになっていますね。

香水を使い続けて20年以上

私は香水をつけるようになったのは高校生の頃でした。今から20年も前です。

平成の中頃、BVLGARI、GUCCI、イッセイミヤケなど、いくつかもつけてました。高校生でお金もなかったので、友達と連れ立って百貨店の香水売り場のテスター(試供品)で香水をまとってから遊びに行ったことも少なくありません。

いまだに使っている香水に「ブルガリプールオム」があります。この香水に関するエピソード等は、こちらの記事(↓)で詳しく書いてます。色々試しましたが結局この香水に戻って長く使っています。

【ファッション】匂いの科学とオススメの香水 - dandy maker

 

香水のつけ方

香水をつけすぎていて臭い人っていますよね。自分の匂いが分からな句なるのでつけ過ぎてしまっている人などがそうです。男性は特に気をつけるべきですね。女性は香りに敏感なので。

それでは、香水はどこにどれくらいつけるのが良いでしょうか。香りは、下から上にゆっくりと昇っていくので、ふくらはぎや腰などにつけるのが最適です。

髪を香りの霧にフワッと絡めるのは良いですが、頭皮に直接香水をつけるのは✖️です。

香水のエタノール(香料をエタノールに溶かすためのアルコール成分)が、皮脂を過剰に分泌させることで毛穴が詰まりやすくなり「抜け毛・薄毛」につながるためです。

 

香水の選び方

香水には、パルファンやオールドトワレなどいくつかも種類があります。

香水の原料は、香料とエタノール、水ですが、この香料の割合が高いほど香りの持続時間が長くなります。

最も持続時間が長いパルファンの成分の割合は、香料は15~25%ですが、その他の種類になると、香料の割合が減っていくので参考にしてもらえればと思います。

香水はシーンによっても使い分けるべきですね。

人気ランキングなどもありますが、ご自身の好きな香りやパートナーが良い反応を示す香水がオススメですが、幅広い男性に長年愛用されている香水もあります。

こちらの記事(↓)で詳しく書いてます。

【ファッション】匂いの科学とオススメの香水 - dandy maker

「香り」の専門家がいることの意味

香水に用いる香料の専門家がいますが、職業的には「調香師・創香師」と呼ばれています。香水・化粧品会社で香水の研究や、新しい香りを作り出すことが主な仕事です。

香水の原料は化学物質なので、化学が得意か専門に勉強をした人がなる傾向にありますね。社内で様々な香りの訓練を長年受けて、一人前の香水デザイナーとなる人もいるようです。

誰もができる仕事ではないので、非常に専門性の高い職業と言えます。

また、今の社会で「香り」が重要視されているということだと思います。

デジタル化やIT化が進歩し、ビッグデータやデータ分析技術が進化している中では、2030年頃までに「嗅覚」がインターネットの重要な部分になるとの予測もされています。

「香り」をデジタル化して送受信する時代

世界の人口の半分以上が自然から遠く離れて暮らしているものの、都市化の進展により自然体験へのニーズが高まっています。日本では多くの人が市街地部に住んでいて田舎暮らしに憧れる人が少なくないですね。

その解決策としてデジタル化による「自然的な香り」を体験することへのニーズが高まっています。自然的な香りで特徴的なのは、森や草原、海や田園、山間部やジャングルなどが考えられます。

匂いをデジタル化して送受信できるようになれば、自宅にいながらも世界各地の香りを映像とともに楽しむことができます。

おわりに

香りや匂いなど「嗅覚」が含まれると没入感が一層増します。香り付きの映画やテレビ会議や3Dホログラムで集合した会議などでデジタル香水を感じられる日もそう遠くないですね。

未来技術が浸透してもその人を特徴付ける「香り」はいぜん大切な要素です。

できるだけ良い匂いをまとって生活したいですね。