私は40歳手前(男)ですが、ここ数年、基礎代謝が落ちてきたためかちっとも体重が減らず悩んでいました。
何もしないでいると想像よりも早いスピードで体重が増えていき、坂道を転がる雪だるまのように太っていることが辛かったのです。
令和2年8月、一発奮起して徹底的に生活を見直すことにしました。
結果、半年で10キロの減量を実現させたのです。
その時に2つのことが大切だと感じました。
1つは、食事の内容と時間を工夫すること、もう1つは、軽い運動の習慣を保つことです。
今回、令和3年の3月と4月の2ヶ月間、今までの取り組みをかなり緩めました。ただし、冒頭伝えた2つのことだけはあまり変えずにいました。
結果、2ヶ月さぼってもあまり体重が増えていなかったのです。
以下で解説します。
ダイエットをやめても体重が増えなかった理由
ダイエットを2ヶ月サボっても、食事の内容と時間を工夫して軽い運動の習慣を保てれば、体重はさほど増えません。
食事の内容と時間の工夫とは、1日のトータルのカロリーを意識すること(朝・昼・晩で3・4・3)、朝昼はきちんと食べることと寝る前に食べないことです。
軽い運動習慣とは、よく歩くことです。コロナ渦で通勤頻度がかなり減っているので意識して歩かないと歩数を稼げません。
1日の歩数はiPhoneの歩数計で測るだけですが、私の場合、通勤しないと三千歩くらい、通勤する日でも七千歩くらいでした。
コロナの影響で通勤しない日が増えたので、在宅ワークの時は朝晩にウォーキングしてなんとか七千歩弱をキープするようにしました。
ジワジワと体重が増える感覚
毎日通勤していたコロナ前、体型はおおよそ維持されていましたが、加齢とともに代謝が落ちて消費カロリーが少なくなっていたので体重は徐々に増えていました。
前述の食事の内容と時間の工夫をしていなかったので少しずつ増えていったというのが実情です。(入社して14年経ちますが、1年目に60キロだった体重が昨年78キロまで増えて、現在67キロまで落としました。)
今思えば、気づかないうちにジワジワと体重が増えていった感覚です。
働き盛りの男性の多くがこうした体重増加プロセス(体重がジワジワと増えて気づいたら自分が思う以上に太っていること)を経ているのではないかと思います。
単純「消費カロリー<摂取カロリー」で太る
太る理由についてです。
これはあたりまえなのですが、体重は「消費カロリー<摂取カロリー」で増えていきます。
しかし、この定義は意外と意識されていません。
消費カロリー
消費カロリーとは基礎代謝プラス運動によって生じる消費カロリーです。基礎代謝は年齢や体型で決まりますが、オプション的な消費カロリーは、筋トレやランニングなどが代表例です。
私の場合、オプション的な消費カロリーを発生させるためにウォーキングをしています。
筋トレやランニングで消費されるカロリーとウォーキングによる消費カロリーは、実はあまり変わらないからです。
むしろ、ランニングはケガ(特にヒザ)のリスクがあり、筋トレは自重(器具などを使わずに自分の体重でやるトレーニング。腕立てとか腹筋ですね。)によるトレーニングだけだと限界があるからです。
摂取カロリー
摂取カロリーとは、毎食の食事、間食・おやつ、嗜好品(酒やお菓子など)です。
これらのトータル値が摂取カロリーになります。私の場合、毎食の量は、常軌を逸さなければまず問題なく基礎代謝の範囲内です。
おやつもほとんど食べません。
唯一、酒に酔った時や飲んだ後に暴食すること、これが摂取カロリーをオーバーする理由です。
ただし、こうしたカロリーオーバーの回数は、連日でなければさほど体重には影響しません。
罪悪感を持たずに続けるコト
なので減量したい方は、多少食べすぎたとしてもあまり罪悪感を持たない方が良いです。
よくあるのが「あー、また酔っ払ってラーメン食べちまった」からの「もうダイエットしても意味ねー、やめちまえー」というやつです。
やめたらその時点から体重が減ることはありません。放っておくと間違いなく増えます。
カロリーオーバーの日が多少続いたとしてもまた気をつければ良いのです。
食事の内容と時間を工夫して、軽い運動の習慣を保つことで体重は維持されます。
おわりに
今回は2ヶ月ほど体重計にもほとんど乗らず、でも一応、食事の内容と時間を工夫して、ウォーキングをたまにした場合、体重はほとんど変化しなかったという話でした。
久々に体重計にのって驚きました。
ほとんど増えてなかったからです。
諦めないこと、あまり自分追い詰めないことの大切さを実感しました。自然体で続けていけば必ず道は開けます。