眉毛の手入れをしている働き盛り世代は多いと思いますが、自分に最適な眉毛のスタイルはご存知でしょうか?
眉毛が顔に占める面積割合は非常に小さいですが、人に与える印象はとても大きいです。眉毛のスタイルを軽んじる人は意外と多く私もその一人でした。
今までほとんど眉毛の手入れをしてこなかった人ほど印象が大きく変えられます。
ちょっといじるだけで精悍さがぐっと高まりますので、まだ十分に手入れしていない人はぜひやってみてください。期待できますよ。
今回は顔の中の眉毛の役割と手入れのコツ、似合う眉毛スタイルについて解説します。
みなさんの参考になれば幸いです。
人の表情を豊かにするために発達した「眉毛」
眉は、人類の顔の進化でできあがったと言われたら驚きますか?
もっと言うと眉毛は、眉毛の下にある「眉弓(びきゅう)」という骨の発達とともにできたものです。
発達というと大きくなるイメージですが、この場合、大きくなるわけではなく、より完全な形として変化すると言う意味です。
つまり、ここでいう「眉弓」の発達とは、人類の社会性が強まるにつれ平板化したということです。
ゴリラやオランウータンなどの眉弓は、社会的地位や攻撃性を示しています。
人類の祖先である原始人も同様で、眉弓の立派さが地位の高さの証拠でしたが、社会性が強まるにつれ平板化し、表情豊かな現生人類の眉に取って代わられたのではないかとする信頼性の高い研究成果(論文)も出ています。
表情を決定づける眉毛
眉弓の平板化に伴い眉に毛が生えるようになったできまものが眉毛であり、この発達は、人間の表情をより精緻にするためだと考えられています。
したがって、眉毛は我々の表情を決定づけるだけの機能を持っていると言えます。
なので、眉毛を最適なスタイルにするということは、その人の魅力を高める秘訣になると言うことです。
ですが、なかなか眉毛の手入れを真面目にやっている人は少ないのが実態です。
簡単なキットがあれば手軽にできますので、タイプ別の「理想」の眉毛スタイルに近づけてみることをオススメします。
理想の眉毛をつくる基本ルール
顔の印象を決定づける眉毛。
この眉毛のスタイリングは人それぞれの好みがありますし、王道的な型は市販の眉手入れセットの説明書に詳細が載っているのでここでは割愛しますが、基本的な考え方と手入れのルールを解説します。
ルール1 ダサい太眉から脱する
ムダ毛や産毛がそのままになっていると一気に野暮ったい太眉になってしまいます。
太さを目のバランスに合わせて整えましょう。
太すぎるのはもちろんダサいですが、細すぎるのもいやらしいです。
目よりもやや細いくらいを狙ったほどよく手入れされている眉毛の方が、意思がハッキリして見えたり、表情がイキイキして見えたりとプラスのイメージが強まります。
ルール2 一気に作り込もうとしない
顔の印象に大きな影響を与えるので慎重にやりましょう。自分でやる場合は特にそうです。
夜遅くにチョキチョキと色々いじって翌日会社や学校に行ったらみんなに驚かれるというのはよくある話で、これがかっこいい形になっているなら良いですが。
眉毛の手入れって、最初はうまくできないケースも多いので、先ずは他の人が気付かないくらいささやかに、少しずつやっていくのが良いですよ。
ルール3 道具にも凝るべし
眉毛の手入れは、通常の家庭用のハサミや髭剃り、トゲ抜きなどではうまくできません。眉の手入れに必ず用いるべき3つのものがあります。
3つのものとは、眉用の小型ハサミ、第2に眉用のコーム、第3に眉毛用の毛抜きです。
以下で詳しく紹介しますね。
理想の眉毛をデザインするのに役立つアイテム
眉を確実に格好良くするための3つのアイテム
まず、第1に眉用の小型ハサミは不可欠です。これがあれば毛抜きは要らないです。このハサミは先端が少しカーブしているので、カーブの外側の面が肌にぴったり当出ることができ、毛元からカットできます。
第2にコーム(小型のクシ、眉毛の長さを効率的にカット・調整できるようになります)、そして第3に毛抜き(明らかに不要な眉毛を抜くことができます)です。
この3つがあれば十分です。
眉用の電動カッターや毛剃りもありますが、毎日何人もの眉毛をケアする美容師さんなどは手早く効率的にカットできるので必ず使いますが、通常は不要だと思います。
私は眉手入れの3点セットはよくあるギャツビーのものを使ってます。取り扱い説明書や手入れのコツも詳しめに載っているのでおすすめですよ。