薄毛・脱毛の前兆をチェックする5つの方法
最近、「抜け毛が多くなった」「髪が伸びない」「髪の毛が細くなった」と感じていますか?
「そう言われれば、なんとなく薄くなってきたかも」という方、早めの対策・行動が薄毛にも体にも良いと考えています。
近年では、クローン技術と3Dプリンタの技術を組み合わせ、薄毛を解決したい方ご自身の細胞を使って毛髪を再生させる新技術の開発も進んでいる(米・コロンビア大など)ようで、期待しているところです。
しかし、そのような技術が社会に流通するまでは、もう少し時間がかかりそうです。
そのため、現実の悩みから避けがちですね。
薄毛・脱毛を食い止めて、予防するには、その前兆は、なるべく早く察知することが肝要です。今回は、薄毛・脱毛の前兆を察知するための基準を紹介しています。
薄毛化の前兆を早期に感じて、行動するということが大切ですね。
5つのチェック項目
以下の5つに複数あてはまる方は、薄毛化している可能性があります。
薄毛化の前兆を早期に感じて、行動を起こしましょう。
□ 額が広くなった
□ 前髪とその他の場所で髪質が違う
□ 抜け毛が増えてきた
□ うぶ毛のような細く短い髪の毛が多くなった
□ 髪の毛のハリやコシを感じにくい
「5個全部当てはまってしまった・・・」という方もいるでしょう。
(私もその1人ですが、自分に合うスタイル、自分の体とうまく付き合って、毎日楽しくやっています。)
薄毛はなんともならないと達観している方で、もっと格好良くなりたいという方は、カツラや増毛法などの方法に取り組むのだと思いますが。
なんとか食い止めたいと思う方は、早急に対策を講じることが、薄毛予防に効果的です。
対策の前に薄毛化がどんな風に進むのか知っておくと効果的です。
以下で確認しましょう。参考になれば幸いです。
ヘアサイクルにみる薄毛化の原因
毛の成長のサイクルを示す「ヘアサイクル」は、毛髪1本1本で異なるサイクルを踏みます。
これは、次の3つのステップを踏みながら循環していきます。
第1が成長期、第2が退行期、第3が休止期です。
薄毛の方は、このヘアサイクルが短くなることで抜け毛が増えるのです。
もう少しいうと、成長期が短く、退行期から休止期にすぐに移行してしまうからですね。
一般的なヘアサイクルは以下です。
- 成長期(毛が成長する時期、4~6年)
- 退行期(毛の成長が止まり、毛が抜ける時期、2~3週間)
- 休止期(毛が抜け落ちて次の毛が生える準備の期間、数カ月)
薄毛の場合、ヘアサイクルが短くなるため、うぶ毛のような細く短い髪の毛が多くなります。
これは、髪の毛が太く長く成長する時期(成長期)が短くなるからです。
ヘアセットをするため、洗面所で頭を濡らした後に流しを見ると、本当に短い毛が数本、洗面台の流しボールにくっついている、その毛が短命で終えた髪の毛ですね。
一方、うぶ毛のような毛を軟毛と言います。
髪全体に占める軟毛が多くなると、細く短い軟毛が増えるので、髪の毛のハリ・コシが低下してしまうのです。
なお、薄毛には、男性ホルモンの影響があるといわれており、思春期以降に始まり徐々に進行します。
詳しくはこちらの記事でも触れてます。
頭の場所別薄毛化パターン
一般的に、薄毛になるパターンには3つあります。
第1が前頭部から、第2が頭頂部から、第3が前頭部プラス頭頂部の両方です。
第1の前頭部の薄毛化は、額が徐々に広くなるような形で進行します。
この場合の薄毛化は、側頭部と後頭部の髪の毛は薄くならないのです。
側頭部・後頭部の髪の毛と、前頭部の髪の毛と比較すると、前頭部の毛は軟毛化している変化が見られます。
チェックの仕方は、生え際の髪の毛の細さを見るとよいですね。
薄毛が進行していると、生え際の髪の毛が他の部分の髪よりも細く短くなっていれば、薄毛化が進行していると考えてよいでしょう。
なお、両親とそのまた両親のいずれかに薄毛の人がいる場合は、遺伝性での薄毛状況が起こりやすいことが知られています。
この場合、遺伝的に薄毛になりやすい可能性があるため、上記のチェックを待たずに対策していきましょう。(早ければ早い方が良い。)
関連記事はこちらです。参考になれば幸いです。
生活リズムを整えることが薄毛予防に効く
薄毛予防には、日常生活の改善が欠かせませんね。
特に、ストレスと睡眠が効きます。
これは、男性ホルモンの分泌を活発にさせる原因が、日常生活に隠されているためです。
具体的には、先ず、ストレスについて。人間はストレスを感じると、自律神経が乱れます。
すると、ホルモンバランスも乱れるのです。
適度な運動や気分転換、または、休息をとるなどして、できるだけストレスを溜めないようにしましょう。
そして、睡眠不足について。これも、男性ホルモンの乱れの原因になります。
睡眠は、十分に取らなくてはいけません。
深く良質な睡眠にするためには、寝る前の環境も大切です。
例えば、ブルーライトを寝る前に浴びると睡眠の質が下がる原因になるのでちょっと気をつけましょう。
当ブログで以下の記事を載せてます。参考になれば幸いです。
喫煙・飲酒などは、やはり悪習慣?
喫煙と飲酒については、私はこれが好きなのであまり書きたくないというのが本音ですが、やはり薄毛化の大敵ですね。
科学的にも、喫煙をすると体内で活性酸素が大量に発生し、活性酸素を酵素が分解するときには、毛髪の成長を助ける働きがある亜鉛を大量に消費してしまうということがわかっています。
喫煙と飲酒は、DHTの生成を強めてしまう。毛髪のためだけでなく健康のためにも、適度な飲酒と禁煙を心がける必要がありますね。(禁煙ブログを書けば良いのでしょうが・・・)
頭皮ケアで薄毛を予防できる?
薄毛予防には、毎日の洗髪が大切です。ぬるま湯で、毛穴をしっかりと洗浄し、頭皮環境を健康的に保ちましょう。ここで、洗浄力が強すぎるシャンプー、化学物質満載の整髪料には注意が必要です。これらは、頭皮の乾燥・血行不良の原因でもあります。髪と頭皮にあった洗い方をすることが重要です。
洗髪後のドライヤーも極めて重要です。自然乾燥に任せると、頭皮の雑菌繁殖の原因になります。ドライヤー使用の習慣づけと頭皮マッサージ、このアプローチで、頭皮に適度な刺激・変化を働きかけることが効果的です。
マッサージにはブラシも有効ですが、強く叩いたり、こすって刺激を与えるのは頭皮にとって逆効果なので、十分に気をつけましょう。
当ブログで以下の記事を載せてます。参考になれば幸いです。
ヘアスタイル対策とは?
体質改善で目に見える効果が出ずに焦っている方は、薄毛が目立たないヘアスタイルにする手もあります。
短くカットすることで、薄毛が目立ちにくく、髪への負担も少なくすることができます。ポイントは、トップとの長さを合わせて、サイドや襟足もさっぱりと短くすることも効果的ですね。
当ブログで以下の記事も載せてます。参考になれば幸いです。
薄毛化は、なかなか認めたくない事実という方も多いと思いますが、早くに気づいて対策したら、今よりも良い状態が保てるはずです。
下を向いていたら、虹を見つけることは絶対に出来ないよ。(You’ll never find a rainbow if you’re looking down.)
チャールズ・チャップリン
前兆を早期に感じて、行動に移すということが大切ですね。