薄毛・ハゲが気になりますか?
現在、髪の毛の再生などに関する技術開発が旺盛にされていますが、実用化・大衆化にはもう少し時間がかかりそうですね。
(詳しくは以下の記事でも紹介しています。薄毛対策の今後の方向性など参考になればと思います。)
一方で、育毛や毛生え薬に関する苦情が増えていて、国民生活センターへ寄せられた美容医療関係の相談は年々増加しています。
例えば、
インターネットで検索した美容クリニックで「効果がある」と言われ植毛手術を受けたが、ほとんど毛が生えていない。全額返金してほしい。
毛生えは、現在の技術では、ほとんど意味がないと思います。CMとかも、昔ほど見かけない。
この手の製品は、高級なため、購入には慎重になるべきですね。
今回は、 非科学的な発毛効果をうたった商品販売のトラブルに着目して書いてみます。
ヘアケア商品・サービスに発毛効果はないのか?
国民生活センターには、育毛・発毛ビジネスに対する苦情やカツラにまつわるトラブルなどが多数寄せられています。
育毛や発毛サロンに至っては、利用者の声を注意深く聴くと、髪が増えるということはほとんどないようです。
「カツラ」はどうか?
カツラ自体は非常に古い歴史を持つものとして認知され、愛用している人も大勢います。
そもそもカツラは髪を増やすわけではなく、薄毛を隠しているだけですから、服飾品と一緒です。
女性は、おしゃれ用のウィッグなどにも親しみがあるので、カツラやウィッグをつけることに男性ほど抵抗感がないかもしれません。
ウィッグのCMもたくさん見かけるので、なじみ深いものになっています。
カツラそのものには問題はありませんし、カツラを売るビジネス自体が悪いのではありません。
その販売方法が、少々分かりにくく、強引な面もあるという声を聞きます。
どんな販売方法なのか?
カツラは、メンテナンス・交代用に複数購入する必要がある。
そして、経年劣化により買い替えもすすめられます。
仮に、一つ100万円とすると、一生カツラをかぶり続けた場合、少なくとも数百万はかかる可能性が濃厚ですね。
国民生活センターによれば、発毛・増毛サロンやカツラの契約に関するトラブルについて寄せられた相談は1300件にも登るそうです。
「増毛法」はどうか?
「増毛法」とは、自毛に人工毛を結びつけて髪を増やすものです。
これは元々の自毛に、人工毛を結びつけていくのですが、施した直後はとても見栄えがいいらしいです。
ただ時間がたつと、自毛が一緒に伸びてくるため、結ばれている人工毛までいっしょに浮き上がってきてしまうという問題があります。
ただ、結び目が不自然であったり、枝毛のように見えたりして、見た目が悪い。
だから、また同じ増毛法を受ける必要がある。
この繰り返しは、結構しんどそうですね。
髪だけに固執せず、ありのままで、健康でイキイキとしている方が良いように思います。
さらに、増毛法は、人工毛を結びつけられた自毛にも負担がかかってしまいます。
無視できない自毛へのダメージ
増毛法で、もともと健康だったはずの自毛がダメージを受け、切れやすくなる。
増毛で髪を増やすどころか、毛が傷められて減ってしまいます。
そして、増毛サロンに通い続けなければならない面倒さに加え、費用もどんどんかさみます。
そんな苦労を経験した末、「もう増毛法はやめたい」と考える人が多いのは当然のことです。
しかし、増毛法をやめたいと申し出た客に対して、メーカーが提案するのが、カツラの購入です。
増毛できないからカツラへ
「増毛法が合わないんですか。それならカツラがいいですよ」ということでカツラを勧められるのです。
増毛法は、カツラを売るための仕掛けになっているのが事実であれば、さびしいですね。
そんな思いをするくらいなら、体質の改善など、今できることを色々と試してみるほうがよくないですか。
薄毛対策をするときに大切な三つの視点
薄毛対策として、非科学的な発毛効果うたった商品販売のトラブルに着目して書きました。
繰り返しですが、この手の製品は高額な割に効果にもハテナがつきます。
購入には慎重になるべきですね。
本ブログでも、大きく分けて次の3つの視点から、薄毛の悩みの解決策を示しています。
参考になれば幸いです。
→ 薄毛を「隠す」こと
→ 薄毛を「活かす」こと
→ 薄毛を「予防する」こと
参考になれば幸いです。