男でも加齢とともに顔全体のたるみが気になる人も多いと思います。
でも、美容整形とかの医療絡みの施術をするほどの勇気はない人も多いのではないでしょうか。(このブログでは「筋トレ」は進めてるけどたるみを解消する施術はやったことないのでススメてません。)
今回は顔のたるみについてです。
未来技術や科学とは直結しそうでしませんが「セルフケア」で満足度を高めて本物の笑顔を取り戻したい方の参考になれば幸いです。
たるみの原因は
そもそもたるみとは「当初または本来締まっていたものがゆるんでいる状態」です。
ぴーんと張っていないヒモ、洋服の上着がはみ出していることでもありますが、今回は加齢によって皮膚の弾力が衰えることを示すたるみのことを指します。
たるみの原因には主に3つあります。
第1は肌の弾力が低下すること、第2は代謝機能が低下すること、第3は筋力が低下することです。
第1の肌弾力の低下は、肌のハリを支えるコラーゲンなどが減少して弾力が失われてしまい、結果としてたるんでしまうことです。
第2の代謝機能の低下は、代謝機能が低下して皮下脂肪が厚くなり重力に引っ張られて肌が緩みたるむことです。
そして第3の筋力の低下は、皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなってしまうほど筋力が衰えてしまうことです。
では具体的にどうするべきか、順に見ていきましょう。
たるみは頭皮と関係
頭皮は顔と連続的につながっています。なので、頭皮をもみほぐすと顔のたるみに嬉しいほどに作用するのです。
ヘッドスパをした後に顔つきが精悍になりますよね?
これがその感覚です。頭皮のたるみや血行不良を改善すると顔全体がリフトアップするのです。
顔の老化やたるみの問題には、頭皮の状態が大きく関係している。
だから頭皮をケアするのが大切です。忘れられがちですが、ここが結構大事なポイントです。
表情筋を鍛えると2つの意味で笑える
表情が豊かに動く人は「顔がたるみにくい」といわれます。
コロナ渦のテレワークで人と話さないと無表情になりましたが、表情筋をきたえると皮膚や脂肪を支える力が維持・向上され、顔つきが明るくなります。顔つきが明るくなると心も弾みますね。
そして、うまく表情筋がついて「たるみ」が改善されれば嬉しくてさらに笑顔になれる。
表情筋を鍛えると「自然な笑顔」を得るための好循環が生まれます。
睡眠不足もたるみにつながる
睡眠不足もたるみを引き起こします。
クマとたるみは別物ですが2つとも目の周りの筋肉の血流に起因しています。
目のまわりなのであまり触らないほうが良くて、風呂で温めたり、ホットタオルを目にのせて温めるなどがポイントですね。
ホットタオルは簡単に作レます。
タオルを濡らしてよく絞りビニール袋に入れて電子レンジで10秒ほどチンすればできます。
デートの前とかに目の周りや頬、顎などをホットタオルで温めるとしまって見えてかっこいいですよ。
話が脱線しましたが「睡眠不足とたるみ」に話を戻します。
睡眠不足になると成長ホルモンが十分に分泌され無くなります。これによって細胞のターンオーバーが乱れてしまう。
その結果、コラーゲンの減少を招き、肌をたるませてしまうのです。
同時に自律神経や再生機能が乱れるので、筋肉(表情筋)の衰えにもつながりかねません。
睡眠はただ眠ればいいわけではなく、質の良い眠りを確保する必要があります。
睡眠については本ブログでいくつかの記事を紹介していますので興味のある方はぜひご覧ください。
成長ホルモンの分泌は20歳を過ぎる頃から徐々に低下していきます。新陳代謝を高めていくためには熟睡できる環境を確保することが大切です。
施術以外でたるみを解消するには「マッサージ」と「アイクリーム」
施術以外でたるみを解消するには、顔のインナーとアウターの両面からのアプローチが考えられます。
インナーのアプローチとは顔の筋トレ。アウターのアプローチとはアイクリーム(目下専用)の活用です。
一つずつ見てみましょう。
顔の筋トレ(表情筋)
コロナ渦でマスクをしている時間が長くなると表情筋が使われず、テレワークで人と話さないと顔の筋肉が鈍るのは当然です。意識的に表情筋を動かす時間を確保することが大切です。
以下で顔の筋トレ手順を示します。
たるみを引き上げて「笑顔」になるトレーニング
1〜5までの運動があります。ちょっと滑稽なので1人でいる時に取り組むことをオススメします。
- 舌を出す(あごを引きすぎないように)
- 舌を出したまま目は上を見る(あごを上げないように)
- 舌を戻して口を閉じ、下まぶただけを動かして、上まぶたの方向へ目を閉じるように薄目にする(眉間にしわを寄せないように)
- そのまま3秒キープ
- ゆっくりと元に戻す
目をイキイキとさせて世界を広げよう
こちらは基本運動4つです。
- 右の目を軽く閉じながら右の口角をゆっくりと上げていく(眉間と目尻にしわを寄せないように)
- そのまま頬の筋肉に力が入っているのを感じながら3~5秒キープ
- ゆっくりと元にもどす
- 左側も同様に繰り返す
ほほをシャープにしてスマートな男を演じよう
最後に仕上げで以下の3つの運動をするのが良いです。
- 口を軽くとじて舌で歯の表面をなめるように舌を右回りに回していく(できるだけ舌先を歯茎まで届くように)
- 歯茎をなぞるように5回まわす(顔が動かないように、舌だけを動かす)
- 左回りでも同じように5回まわす
表情筋エクササイズをすれば本来持っているあなたの筋力を自らアップさせることができます。歳を取ってもしわやたるみに負けない身体にしたいですね。
ぜひ日常のちょっとした時間を見つけてやってみてください。
顔のインナー(内側)からのアプローチである上記の「トレーニング」と並行して、アウター(外側)からのアプローチとして「アイクリーム(目下専用)」等を活用すると完璧です。
アイクリーム「等」と書いたのは、アイクリームとBBクリームを紹介しているからです。
では詳しくみてみましょう。
アイクリームとBBクリーム
アイクリームにもいろいろ種類があります。メンズ専用となるとそれなりに限られますが、私も使っているオススメのアイクリームを紹介したいと思います。参考になれば幸いです。
アラミスの「アイレスキュー」
一つ目はアラミスのこのアラミスのアイクリームは思い出があります。
10年近く前にどうしてもモテたいと思って衝動的に買い求めたのです。
当時、上野駅にオシャレな男性雑貨店があったのですが(今は潰れてしまったが)、アイクリームとかだけでなくスーツの消臭剤や香水も売っていて、オシャレな文房具なんかもあって結構重宝していたのですが移転してしまい残念です。
このブログで紹介している商品の多くもそこで手に入れたものです。
「アイレスキュー」もそのお店で見つけたものです。当時、メンズのアイクリームは日本初だったことを覚えています。この手の製品が薬局には置いていないのも残念です。ロフトのメンズコスメ展で置いてありましたが常設はしていないカモです。
これからメンズコスメはもっと充実させても良いと思います。色々ありすぎるのも困るのですが信頼できる製品は10年くらいは平気で使い続けるからです。
これだけはマメに続けていてルーティン化しています。
デザインもかっこいいのですがつけていて品質の良さを感じる。安心感があります。私には合う。そして、匂いもよく笑顔に自信が持てるようにはなっていますね。
薬指に適量を取り、目のまわりの肌を優しくパッティング(トントンと軽く指でなじませる)すればOKです。
UNOのBBクリーム(たるみを隠してみせる)
BBクリームのBBは「Blemish Baim(ブレミッシュ バルム)」の略で「傷を修復する軟膏」の意味があります。
傷や毛穴をカバーするクリームです。仕上がりがナチュラルなので毎日でも使用できます。
手軽さゆえに週に3回以上は使っています。白いマスクだとちょっと色が移りますがあまり気にならないです。
肌の保湿や細胞に働きかけるものではなく「できてしまったクマ」や「たるみ」を隠すために使っています。
塗った後に色が変化して肌になじむので自然に肌色を補正してくれます。たくさんつけすぎない限り誰にもバレません。肌のザラつきをなめらかに整えてくれる上にベタつきもなく洗顔すれば速攻で落とせます。
デートやプレゼンや商談・結婚式への参列とかの「ここぞ」の時に使うといいかもです。
ちなみにこれは比較的大きなドラッグストアには売っていると思います。アラミスほどではないですがオススメの1品です。
WAR PAINT
自然な仕上がりが売りなのであまりメイクと思わなくても大丈夫です。香りも良いです。
いい男の最高峰を目指すあなたにとってやってみる価値はあると思います。
まとめ
今回は施術以外のマッサージとアイクリームを紹介しました。
結論:両方やるのが良いですね。
顔の筋トレとアイクリームでたるみをケアしつつ、いい男になって仕事もプライベートも充実させましょう。未来技術の開発も日々進んでいます。
今回の記事が「セルフケア」で本物の笑顔を取り戻したいあなたの参考になれば幸いです。