dandy maker

39歳・コンサルタント・エンジニアです。「やっときゃ良かった」を防いでいい男の最高峰を目指しています。未来技術と健康・減量など役立つ情報を発信しています。

【運動】有酸素運動で減量&頭皮代謝をあげる

外出自粛の影響で運動不足の実感がある方抜け毛や薄毛が気になっている方は、ぜひ、意識していつもより歩く量を増やしてみてください。

ウォーキングは、体調管理、健康づくりの全ての面において優れています。

代謝が悪くなってきた方や、なんとなくだるい方は、体の機能が衰え始めているからかもしれません。

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なんとなくだるい、疲れやすいのは体力の衰え(出典:写真AC)

私もテレワーク続きで、2020年4月・5月はカロリー消費量がガタ落ちしました。

これを改善するべく、ちょっとだけウォーキングしたのですが、すぐに効果が表れました。

科学が進歩して、どんなに便利になっても、やはり、健康を保つには体を動かすことだと実感しています。

一つずつ紹介していきます。参考になれば幸いです。

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ウォーキングは簡単・さわやかな・頭に良い 出典:写真AC

歩くことは、病と医者を遠ざける

ウォーキングの効用は、多方面で紹介されていますが、体を働かせることの効果を指摘する歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。

貝原益軒の養生訓では

からだを日々少しづつ働かせることだ。長く楽な姿勢で坐っていてはいけない。毎日、食後にはかならず庭の中を数百歩静かに歩くのが良い。雨の日は部屋の中を何度もゆっくり歩くのが良い。こうやって毎日毎晩運動すれば、鍼灸を使わないでも、飲食や血色のとどこおりがなく、病気にならない。(貝原益軒、養生訓)

と記されています。

現代では一日数百歩は少ない(私も、一日1万歩弱歩いて効果を感じてます。)と思いますが、時代が違いますね。

当時の日本人の体型・体格も今ほど欧米化していないでしょうから、そこは良いとして、ウォーキングが消化や血色を滞らせない、という点がポイントですね。

それでは、ウォーキングが体に及ぼす影響と具体的なメカニズムとともに、薄毛対策等のように感じた効果を紹介していきます。

最後まで読んでいただけると幸いです。

頭皮の血流改善の方法

ウォーキングをはじめとした有酸素運動は、メタボや生活習慣病などの改善策としてイメージされる方が多いと思います。

しかし、後述する理由から、薄毛対策にも有効と思います。

逆に言うと、運動不足は薄毛を招く原因の1つでもあります。

髪の毛の土壌である頭皮環境を整えるために、血流や代謝を改善することは、非常に有効と言われています。

頭皮の血流改善には、2つの方法があります。

第一は、頭皮の外から刺激を与えて血流を上げる方法、第二は、体の中の血の巡りを高める方法です。

第一の方法には、マッサージ、ヘッドスパなどがあり、自分の手、他人の手、クシなどの道具を使う方法があります。

第二の方法には、血液をサラサラにする栄養素を摂取することや、運動による代謝および血行不良を改善する方法があります。

本ブログでは、それらの方法についても紹介しています。参考になれば幸いです。

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簡単な運動(ウォーキング)の効用

「健康日本21(厚生労働省)」では、ウォーキングに相当する「息が少しはずむ程度の運動を週2回以上(1回30分以上)習慣」を推奨しています。

これにより、メンタルヘルスや生活の質を改善すると認めていることからです。

私は、在宅勤務をする機会にあわせて、多い時で毎日、少なくとも週に3日は、朝晩にウォーキング(1万歩/日を目標)をしています。

ウォーキングは、酸素を使ってエネルギーを得る運動です。そのため、歩き始めて一定時間が過ぎると消費エネルギーの源が脂肪に変わり、脂肪が燃焼されはじめます。ここからがダイエットだとゴールデンタイムです。長く歩くと、このゴールデンタイムを如実に感じることができ、非常に気分も良くなります。

なお、余談ですが、筋肉量が増えると、薄毛誘発要因である男性ホルモンの生成量が高まり、薄毛の進行を早めてしまう恐れがあります。

うまくやる必要があります。

筋肉を大きくしたい場合は、男性ホルモンを消費する有酸素運動を上手く組み合わせることがポイントです。

薄毛予防には「有酸素運動」がおすすめな3つの理由

薄毛予防に毛髪が必要な理由には3つあります。

第1は血行の促進、第2は代謝の活性化、第3は自律神経の沈静化です。

第1の「血行促進」は、髪に十分な栄養素を届けるためには、頭皮だけでなく全身の血行が良くなくてはいけません。

血行不良は、適度な運動をすることで改善されると言われていますが、有酸素運動のほうが効率良く改善できると指摘されています。

 

有酸素運動には新陳代謝を高め、血行を促進する作用がありますね。

全身の血の巡りが良くなり、頭皮の血行が促進されることで、毛根へと酸素や栄養が届きやすくなり、育毛へとつながるということです。

栄養素について、興味がある方はこちらも参考になれば幸いです。

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第2の「代謝の活性化」は、加齢とともに衰える基礎代謝を運動によって改善することです。

無酸素運動とは違い、有酸素運動は、身体を動かしている時間が長く、基礎代謝アップにつながります。

汗をかいたり筋肉に適度な刺激を与えたりすると新陳代謝が上がり、ターンオーバーを整え、頭皮環境を改善される効果も期待できます。

第3の「自律神経の沈静化」は、自律神経が乱れると交感神経が優位になるため、血管が収縮し、血行不良を起こすのですが、ウォーキングによりこれを予防するのです。

また自律神経の乱れは、汗腺の働きを活発にし、皮脂の過剰分泌を招く原因にもなり、頭皮環境に良くないなどの問題もあります。

自律神経を整えたいこそ、有酸素運動が効果的です。運動で汗をかくと爽快感や達成感から、自律神経のバランスが正常に戻り、血行不良や皮脂の過剰分泌の改善につながり、さらに汗は、毛穴につまった汚れや老廃物を除去する作用も期待できるからです。

有酸素運動無酸素運動が薄毛予防には正解?

薄毛予防には、有酸素運動無酸素運動のどちらが良いか。

結論から言うと、有酸素運動無酸素運動の両方を行うことが有効な薄毛対策になります。

有酸素運動代謝が上がるまで時間がかかるので、なるべく毎日続けるのが望ましく、私は、多いときで毎日、少なくとも週に3回は朝と晩に歩くようにしています。

この時、20分程度で身体がぽかぽかしてきて、脂肪燃焼が始まり、基礎代謝が向上していることを実感します。

一方、無酸素運動は筋肉を作る上で取り入れたい運動です。

しかし、筋トレなどをした後は筋肉が断裂し、回復するまで約1週間かかると言われています。

ホルモンの分泌過多も気になるので、筋トレなどは毎日続けるよりも1週間に数回の頻度でおこなうのが望ましいと言えます。

脂肪を燃やしやすい体を筋トレで作りつつ、ウォーキングなどの有酸素運動で、長い期間かけて代謝を高めていくということが、効果的・効率的な方法と言えそうです。

テレワーク環境では、比較的自由に時間をコントロールでき、今までやりたくてもできなかった運動習慣を実現したり、やり方を見直せるいいチャンスです。

適切な運動をとりいれ、薄毛対策を講じていけると良いですね。