dandy maker

39歳・コンサルタント・エンジニアです。「やっときゃ良かった」を防いでいい男の最高峰を目指しています。未来技術と健康・減量など役立つ情報を発信しています。

【未来技術】データドリブンとヘルスケア。未来に「変わること・変わらないこと」

f:id:dream_maker:20210413230700j:plain

今こうしている間にも未来技術とヘルスケアは進化している(出典:写真AC)

IT系大企業による「ヘルスケア」関連産業への投資が加速化しています。 

本ブログでもヘルスケアと未来技術に関する記事を多数あげていますが、今回は未来の社会で「変わること・変わらないこと」を解説しています。

本記事では、わたしの専門分野である科学技術とヘルスケアの観点から、特に働き盛り世代の悩みにもふれながら解説しています。

私は、人間の根幹となる習慣・欲は未来社会においても大きな変化はないと考えています。皆さんの参考になれば幸いです。

データ活用を前提とした社会の形成

スマホが普及して世界中のデータ量が爆発的に増加しています。これに伴い、コンピューターの計算能力も飛躍的に上昇し「大量のデータ(いわゆるビッグデータ)」の解析が多くの分野で行われるようになりました。

ビッグデータの処理が普通のことになっている現在は、ソフトウェアが高度化しAIの普及も進んでいます。

自動運転の社会実装が2020年代に本格化し、さらに社会制度が充実すれば、今度は自動車が空を飛ぶ時代がやってくると言われています。どんどん便利になる世の中において人間の健康についての技術開発も旺盛です。

以下で世界をリードするGAFAの各社がどんな開発をしているか概説しています。

IT系巨大企業が重点投資するヘルスケアの内容

グーグル(Google)

フィットネストラッカーのFitbit社を傘下におさめるGoogleは、デバイスから得られるヘルスデータを活用してデータドリブンな保険商品を設計するなどしたデータと連携した保険・ヘルスケアに舵を切っています。

保険以外の領域でも、例えば、医療の観点から病院を対象としたサービスを開始していて、病院患者の医療データを基にし、AIを活用した創薬事業を行うなどです。

検索エンジンで培った機械学習の技術とヘルスケアサービスを融合させることで、ヘルスケア領域に大きな変化をもたらすことと思います。

アップル(Apple )

アップルはiPhoneやApple Watchなどの世界中で人気を集めるデバイスを活用してヘルスケア事業を立ち上げています。

国家レベルでの取り組みとして、例えばシンガポール政府とパートナーシップを締結(2020年9月)し、Apple Watchをつけて運動をする国民に報酬をあたえる政策を発表するなど、政府によるインセンティブ付与と同時に協調したヘルスケアの新たな時代を築きつつあります。

アマゾン(amazon)

EC最大手のアマゾンもヘルスケア分野への投資を本格化しています。

処方薬をオンラインで販売する「アマゾン薬局」やバーチャルクリニックサービス「アマゾン・ケア」の試験運用を自社社員向けに行っています。

オンライン診断と、医者の往診だけでなく、薬販売・配達等が一体となったサービスで話題になっています。将来的には「アマゾン薬局」に統合され、一般の消費者向けへのサービス(配達・定期便・モニタリングなど)へ進化していくと考えられます。

フェイスブック(facebook)

フェイスブックも予防医療のサービスを開始しています。フェイスブックの登録ユーザーの年齢・性別・居住地に基づいた健康診断やワクチン接種などがフェイスブック側から提案されていくものです。

提携先の医療機関で受けることができるサービスとなり、自社のSNSのユーザーデータを活用したヘルスケアサービスを拡充していくものと思われます。

未来社会で変わるもの・変わらないもの

世界的な大企業の4社がそれぞれの技術(テクノロジー)を最大限に活用して「ヘルスケア」に取り組むことで着々と社会を変革しています。関連産業も成長しています。

本ブログでこれまでに紹介してきた未来技術(私の経験が多いので30台から50台の男性に関係するテクノロジーが多いですが)とともに「未来の社会で変わるもの・変わらないもの」を以下で整理しました。

未来社会で変わるもの

データを取得するデバイスの未来技術

すでにウェアラブルデバイスやスマート食器は世の中に出ています。これらはヘルスケアをより本格化することが期待されます。

デバイスの未来技術には次の2つがあります。

第1がインターネットの閲覧が可能なコンタクトレンズ、第2が夢を録画する技術の開発です。興味のある方は、それぞれの詳細は以下の記事を参照してください。

www.dandy-maker.xyz

www.dandy-maker.xyz

データを支えるインフラの未来技術

現在、データを支えるインフラの未来技術としてスマートハウスや大規模データセンターなどがあります。

未来社会では「リンクレス電力ネットワーク」の整備が進むことが期待されます。電線がない電力ネットワークについては以下の記事を参照してください。

www.dandy-maker.xyz

データを活用した新たな商流

社会全体でデータ活用が進んだことで商流の変化も大きいです。シェアリングエコノミーやライブコマースです。様々なモノ・コトが膨大なデータを活用しながらシェアリングできる様になっています。詳しくは次の記事もご覧いただければ幸いです。

www.dandy-maker.xyz

データを活用した商流は未来社会ではさらに進化して「デジタルホログラム」が実装されることが期待されます。

www.dandy-maker.xyz

未来でも変わらないと考えられるもの

データ活用が進み健康状態を多角的かつ容易にモニタリングできるようになっていますが、どんなに技術が進歩しても次にあげるものは当面変化しないと考えています。

栄養・睡眠
  • キヌア(21世紀のスーパーフードです。NASAが認めた高栄養価値があり近年多くの飲食店・高級惣菜などに使用されています)

www.dandy-maker.xyz

 

  • ソイミート(畜産業と地球環境保全を背景にした新たな肉・代替肉です。世界各国でこの使用が進んでいます)

www.dandy-maker.xyz

  • ワイン(どんなに技術が進歩しても飲み続けたいと思うほど「美味」で「高栄養価」です。薄毛予防に良いともされる貴重な酒です)

www.dandy-maker.xyz

  • 睡眠(人間は一日の3分の1をベッドの上で過ごします。この睡眠の質を高めておくことが生活全般に良い影響を与えます。未来技術でモニタリングはできますが寝るのはあなたです。良い睡眠技術を習得することが快活な人生の実現につながります)

www.dandy-maker.xyz

ダイエット・美容
  • ウォーキング(激し筋トレや食事制限せずとも「歩くこと」で健康は維持できます)

www.dandy-maker.xyz

  • たるみ(加齢とともに気になるたるみ・しわ。的確な肌ケアと顔面の筋肉維持が必要なので未来技術で対応するにはもう少し時間を要することと思います)

www.dandy-maker.xyz

  • 洗髪・入浴(機械が入浴を支援してくれる時代も来ると思いますが、現時点ではまだ自力で洗うことが求められます。なので薄毛や加齢臭予防につながる入浴習慣をつけるのが良いですね)

www.dandy-maker.xyz

  • ヘアケア(30台から50台の男性は薄毛が進む年代でもあります。世の中には効果が認められない様々な製品がある一方、3Dプリンタを活用した自毛での薄毛対策技術が進んでいますが実装にはもう少し時間がかかるかもしれません。)

www.dandy-maker.xyz

  • 香水(匂いのデジタル化に注目していますが、そんな時のために自身の香りを大切にすることが重要だと思っています。良い香りをさりげなくまとう「いい男」の最高峰を目指したいですね。)

www.dandy-maker.xyz

おわりに

これらの変化しないであろう習慣についての正しい知識を身につけて、その扱いを熟知することが大切なコトだと思います。

様々な記事を書いてきましたがデータを活用したヘルスケアと上手に付き合いつつ自分の夢を叶えていけると良いですね。